dailybiocommands
バイオインフォマティシャンが日常的によく使うコマンドを集めてみた
絶対パスと相対パス
絶対パス
- Linuxではマシン内のディレクトリ構造は「/(ルート)」と呼ばれるディレクトリにすべてぶら下がっている
- あるディレクトリやファイルの場所をルートから示すのが絶対パス(/→階層)
- /usr/local/src/
- /home/foo/bar.txt
相対パス
- あるディレクトリやファイルの場所を、あるディレクトリの場所から見て示すのが相対パス
- 絶対パス/usr/local/src/の/usr/local/src/(自分自身)からの相対パスは./
- 絶対パス/usr/local/src/の/usr/local/からの相対パスはsrc/
- 絶対パス/usr/local/src/の/usr/local/src/A/からの相対パスは../
- 絶対パス/usr/local/src/の/home/foo/からの相対パスは../../usr/local/src/
- 記述ルール
- 自分自身→ ./
- 自分の下にあるディレクトリ→ ディレクトリ名
- 自分の一つ上のディレクトリ→ ../
- 自分の二つ上のディレクトリ→ ../../
- 自分の二つ上のディレクトリ、の下にあるAというディレクトリ→ ../../A
イメージ
- 絶対パス=郵便物に書く宛先(東京都中央区築地…)
- 相対パス=社内配達物の宛先指示(一つ上の階の左から二つ目の部屋に持って行って)
- 絶対パスは常に同じなので間違えづらい
- 近くの場所を示すときには相対パスを使うほうが指定が楽